農業農村開発省によりますと、2024年初頭以来の10カ月間、ベトナムの農業は、主力製品の輸出超過により、依然として高い伸びを続けています。その中で、木材と木工製品、野菜、コーヒー、コメ、エビ、チヤ魚(ナマズの一種)の6品目の輸出額は10億米ドルを超えているとのことです。

農林水産物の輸出超過額は昨年同期比の62%増に当たる150億米ドルを超えています。アメリカ、中国、日本は依然としてベトナムにとって主要輸出市場となっています。特に、アメリカ向けの輸出額は25.9%増となり、大幅に増加しています。

一方で、農林水産物の輸入総額は、昨年同期比の8.5%増に当たる365億3000万米ドルに達しています。経済専門家によりますと、輸入額の増加は、国内生産向けの原材料の需要が増加していることを反映し、生産活動の回復を見せたということです。

(VOVWORLD)